「災害救援研修会」の御礼と、茅野先生へのご質問に対する御返答

謹啓 先般開催しました全真言宗青年連盟 「災害救援研修会  災害時における寺院の果たす役割  」は時節柄、法務ご多忙にもかかわらず、100人以上の方にご参加いただき、盛会のうちにおえることができました。 これも偏にもご参加・ご協力頂きました皆様に支えられてのことと、ここに深く御礼申し上げます。

なお、「災害時における寺院の役割」の講演後のご質問の中で、避難所について「制度を生かす」の詳細についてご質問があり、後日、茅野先生より下記のご返答をいただきました。ご参考にしていただいたら幸いです。

 

※お寺のための防災ガイド内、△制度を生かす について

被災した地域の自治体で 「公設避難所」 として認められると、避難所維持・管理費用として一人一日310円が国から支給され、指定避難所と同様の物資提供を受け取ることができます。 実際、今回の東日本大震災では、お寺側から強く働きかけて、 「公設避難所」 として認められたケースがありました。 認められた事例から、大災害があり、かつ、指定避難所、公設避難所が使用出来ないような場合、その地域の自治体の判断で 「公設避難所」 として認定される場合があるというだけで、必ずしもこの制度がお寺の避難所に活用出来るということではないことを補足いたします。

今年度の事業は防災の研修会でしたが、次年度は十八本山軸とお砂踏みの事業を予定しております。今後とも当会活動にご理解・ご協力賜わります様、お願い申し上げます。

20130220 ご講演中の茅野先生

合掌

全真言宗青年連盟第34回結集 宮城大会について

次年度の結集について、現在決定している事をご報告いたします。

 テー マ  鎮魂 「真言僧侶の使命」

 日  時  平成25年11月12日(火)、13日(水)

 開催地  宮城県 松島『一の坊』・野蒜海岸

 講  演  東北大学  川島隆太教授

全真言宗青年連盟「真言宗十八本山お砂踏み(仮称)」の開催について

全真言宗青年連盟では平成25年度事業といたしまして、十八本山御本尊掛軸を用いた「お砂踏み」の開催を企画しております。会員の皆様、並びに関係ご寺院の檀信徒の皆様、また広く一般の参詣者の皆様に真言宗各総大本山をお知りいただき、各御本山のご本尊様との御縁を結んでいただきたいと思っています。1月の理事会にて承認され、各派常任理事様を実行委員とした組織で準備を始めております。詳細につきましは、順次更新していきますのでご確認ください。日時、場所につきましては下の通りです。

日 時: 平成25年10月12日(土)

場 所: 真言宗豊山派 大本山 護国寺(東京)

「災害救援研修会 災害時における寺院の果たす役割」のご報告

午前10時より 総本山智積院宗務庁におきまして、災害救援研修会を総勢110余名の参加者をもって盛大に開催しました。研修会は陸前高田市長 戸羽太 様のご講演、シャンティ国際ボランティア会理事長 茅野俊幸様のご講演、高野山真言宗神奈川青年教師会の皆様によるご講演の後、炊き出しの実習と盛りだくさんの内容でした。ご協力賜りました総本山智積院並びに真言宗智山派の関係者各位、高野山真言宗神奈川青年教師会の皆様、智山青年連合会の皆様、誠にありがとうございました。