「災害救援研修会」の御礼と、
茅野先生へのご質問に対する御返答
2013.02.20 update
謹啓 先般開催しました全真言宗青年連盟 「災害救援研修会 災害時における寺院の果たす役割 」は時節柄、法務ご多忙にもかかわらず、100人以上の方にご参加いただき、盛会のうちにおえることができました。 これも偏にもご参加・ご協力頂きました皆様に支えられてのことと、ここに深く御礼申し上げます。なお、「災害時における寺院の役割」の講演後のご質問の中で、避難所について「制度を生かす」の詳細についてご質問があり、後日、茅野先生より下記のご返答をいただきました。ご参考にしていただいたら幸いです。
※お寺のための防災ガイド内、△制度を生かす について
被災した地域の自治体で 「公設避難所」 として認められると、避難所維持・管理費用として一人一日310円が国から支給され、指定避難所と同様の物資提供を受け取ることができます。 実際、今回の東日本大震災では、お寺側から強く働きかけて、 「公設避難所」 として認められたケースがありました。 認められた事例から、大災害があり、かつ、指定避難所、公設避難所が使用出来ないような場合、その地域の自治体の判断で 「公設避難所」 として認定される場合があるというだけで、必ずしもこの制度がお寺の避難所に活用出来るということではないことを補足いたします。
今年度の事業は防災の研修会でしたが、次年度は十八本山軸とお砂踏みの事業を予定しております。今後とも当会活動にご理解・ご協力賜わります様、お願い申し上げます。
合掌