戦後70年事業 平和祈念修行

heiwa

ご挨拶

 

今年平成27年は、太平洋戦争が終結してからちょうど70年の年にあたります。そこで、全真言宗青年連盟では、「平和祈念修行」と銘打ちまして、戦争にゆかりの深い土地に赴き、戦争でお亡くなりになられた方のご慰霊をし、戦争についての語り部の方々から体験談を拝聴することで、会員一同で今後の平和について深く考える契機と致したく存じます。
鹿児島では、陸軍特攻出撃基地があった知覧、海軍特攻基地の鹿屋、そして開聞岳のふもとにある花瀬望比公園より南方を望み、戦没者慰霊法要を厳修致します。その後、長崎、広島では原子爆弾による犠牲者への慰霊法要と、それぞれの資料館を見学、語り部による戦争体験談を拝聴いたします。
今日本に住む私たちが、戦争もなく、平和裏に毎日を過ごすことが出来るのは、まぎれもなく、この国を守るためにと戦地に赴かれた方々、そして、戦時を生き抜かれもう二度と戦争などしたくはないと強く思い続けてこられた方々の強いお気持ちの賜物であると私は信じています。
「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」という日本の平和に対する姿勢が未来永劫不変であることこそが、戦争でお亡くなりになられた方々への最大の報恩であり供養であると考えます。
この度の「平和祈念修行」を通じ、戦争の無益さと平和の重要さを再認識し、戦争によって犠牲になられた方々の平和を希求する思いの上に立脚している日本の恒久平和を堅持し、ひいては世界平和実現のため様々な活動を展開するための基盤となる企画にしたいと考えています。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

 

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