全真言宗青年連盟では、一年間を通して様々な活動を行っています。結集大会の告知ならびにご報告や、プロジェクトについての詳細などを掲載しております。
下記より、年度別にご覧いただけます。

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熊本地震被災地視察報告

2016.09.11 update


 第1回常任理事会の翌日の9月8日、全真言宗青年連盟の執行部で、今年4月に起こった熊本地震の被災地を訪問してきました。
 震度7を2度観測した熊本地震。本震から5ヶ月が経とうとしておりますが、まだまだ巨大な爪痕が残っています。
 訪問した熊本市内、熊本城のすぐ近くにある高野山真言宗の愛染院様では、山門は完全に倒壊し、本堂の形は残っているものの、堂内は壁が落ち、宮殿は倒れ、荘厳具は散乱しと、無残な状況でありました。ご住職様は「修繕には時間と人手も必要だが、地震から立ち直る気力が必要」とお話しされ、ご住職様をはじめご家族、被災者の方々は、心にも甚大な傷を負っていることが判りました。
 震源地であった益城町の様子も、住宅は軒並み崩壊し、道路も変形し地盤変状が見られます。残った建物でも、屋根の瓦は崩れ、壁にはヒビ、ブルーシートで覆われた家も非常に多く、一見被害の少ない家でも内側の被害は多大であり、赤や黄色で「危険」と書かれたポスターも目立ちました。損壊した住宅等の解体・撤去が未だ続けられており、復興への道のりは非常に遠いと感じました。
 被災地、被災者の方々のことを思い、今何ができるのかを考え行動すること。そしてそれを風化させない、継続させる事が必要です。
 一個人として、そして僧侶として改めて考え行動せねばなりません。(事務局員 森 崇紘)